ほう葉寿司の季節です。

「東濃地方では、昔から農業・林業を生業とする家庭が多く、昼食を畑や山で取ることが多かった。その為、携帯性が良く朴の葉と酢飯の殺菌効果で日持ちし、また近隣との作業の助け合いでまかないにも便利な朴葉寿司が広まったと考えられる。朴葉寿司の時期が田植えの時期と重なっている点も農林業との繋がりを示している。
6月頃になると国道沿いや、山沿いに朴の木の白い花が目立ち、初夏と朴葉寿司の季節を教えてくれる。
事前に酢飯を作る。朴葉に酢飯をのせ、その上にいろいろな具をのせて最後に葉を四角くたたんで紐で結ぶ。具は切り身の鮭、川魚の甘露煮、舞茸、ワラビ、きゃらぶき、紅ショウガ、田麩、しめさば、キュウリ、漬け物のみじん切り、はちのこの佃煮などバラエティに富んでいるが、地方がら山の幸が中心となっている。酢飯を冷ましたり、桶などに並べて重しを乗せるなど、作り方や具はそれぞれの家庭によって多岐にわたる。」各家庭で作り方が違います。私スタッフEは義母、母親が加子母村出身なので最後に葉っぱを折りません。具は酢サバ、マグロのフレークの缶詰、玉子、しいたけ、アサリの佃煮、漬物、紅ショウガ、でんぶ以上です。酢飯は冷めないうちに葉っぱに包みます。色は変わるけど香りがつきます。酢めしが冷めたら具をのせて二つ折りにします。重しをのせて1時間で出来上がり! 毎年ご近所へお裾分けします。普段中々顔をみないご近所さん、1軒ごとに立ち話し6軒回るのに2時間夕食の時間に間に合わなくなりそうでした。玉ねぎ、辛みそ、お菓子、メンチカツを頂きました。まるで物々交換!ほう葉寿司を作るのに4時間かかりましたが、喜んでもらえて、色々お話出来て楽しい一日でした。食べる事に夢中になり写真と撮り忘れ弟に写真を送って貰いました。作り方は簡単なので葉っぱ(上の写真)があれば誰でも作れます!お試しください。

の予定が⇒ 具の配置が

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